さて、今回ご紹介するお品物は、ドイツ・シュトゥットガルトの教会をキット化したものとなります。
シュトゥットガルトの教会といえば、シラー広場のすぐとなりにあるシュティフト教会が有名ですが、どうやらこのキットは実在の教会をモデルにしているわけではなさそうです。ファサード(建物の正面デザイン)だけを見ればシュティフト教会に見えなくもないのですが、細部が微妙に異なるのです。
パッケージには「Made in Western Germany」との記載があるので、少なくとも1990年以前に発売されたものでしょう。中身はもちろん未組立、そもそも日本国内に入ってきている品数がそう多くはないお品物となりますので、現在の中古市場でも比較的高値で取り引きがされているお品物となります。
買取スタッフの
ヒトコト
宅配買取にて、ひと昔前のプラモデルを200点以上お売りいただきました。その中から、今回ご紹介するのは鉄道模型のストラクチャーやアクセサリーで有名なフォルマー社のキットです。
フォルマー社の歴史は古く、創業は1946年。当初は金属製のカラー・ボタンを製造していました。しかし、1948年に起きた通貨改革や、カジュアルなボタンの需要の高まりによって、プラスチックを用いたボタンの製造に舵を切ります。ちょうどその頃に、フォルマー社は鉄道模型のアクセサリー事業に新規参入を果たしました。
同社のホームページを参照すると、翌年の1949年にはドイツ・ニュルンベルクで開催されたトイ・フェアに参加し、同社が特許を取得した鉄道模型を製造するため「カテナリー・システム」について、プレゼンテーションを行ったという記述がありました。
以降、フォルマー社は徐々に事業を拡大し、今では鉄道模型市場で確固たる地位を築いています。
さて、今回ご紹介するお品物は、ドイツ・シュトゥットガルトの教会をキット化したものとなります。
シュトゥットガルトの教会といえば、シラー広場のすぐとなりにあるシュティフト教会が有名ですが、どうやらこのキットは実在の教会をモデルにしているわけではなさそうです。ファサード(建物の正面デザイン)だけを見ればシュティフト教会に見えなくもないのですが、細部が微妙に異なるのです。
パッケージには「Made in Western Germany」との記載があるので、少なくとも1990年以前に発売されたものでしょう。中身はもちろん未組立、そもそも日本国内に入ってきている品数がそう多くはないお品物となりますので、現在の中古市場でも比較的高値で取り引きがされているお品物となります。