買取スタッフの
ヒトコト

『超時空世紀オーガス』のプラモデルご紹介の最後は、『ナイキック兵士用 可変タイプ』となります。
こちらは、前回ご紹介したチラム軍指揮官用『ナイキック アテナ機』と形状や性能は、ほぼ同等とされる一般兵の使用するメカです。黒と黄のツートンのカラーリングが特徴的な『アテナ機』と違い、ベースが青系統のカラーリングとなっています。

ちなみに、この一世代前の戦闘メカとして『イシュキック』という反重力システムを導入した反重力戦闘ガウォークがあります。この『イシュキック』をさらに進化させ、慣性制御システムを導入し機動時のG対策を大幅に改善したのがこの『ナイキック』とされています。

ところが、スペック的には高性能になり、機構が複雑になった分、故障することが多いようです。戦力を強化した分、不完全さを残してしまったようで・・。個人的な感想としては、「二兎を追う者は一兎をも得ず」といった感があるのも否めないと思ってしまいますが、とにかく、敵をコテンパンにやっつけたかったんでしょうね。

こちらのプラモデルも、今までの３点と同様に、大切に保管していらっしゃったためか、30年以上前のお品物にもかかわらず、箱に多少の傷み、デカールに多少のヤケが見られるものの、パーツは綺麗な状態です。
貴重なお品物をお売りいただき、ありがとうございました。