買取スタッフの
ヒトコト

　マルサン「鉄馬」シリーズの第三弾「カワサキ750RS キャンディイエロー」をお売りいただきました。

　1973年（昭和48年）、国産初の4気筒DOHCエンジンを搭載したこのバイクは、瞬く間に二輪車ファンを魅了しナナハン市場の人気No,1となりました。
「タイガーカラー」との愛称で親しまれ、40年以上の歳月が経った今でもプレミアム価格で取り引きされている伝説のバイクです。
バイクだけでなく、60年代、70年代に作られたものって、いまだに愛され続けているものが多いですよね。

　本製品には150以上のパーツが用いられ、本物と見紛うほど精巧に再現されています。
　その分、買い取りから再販にいたるまで、取り扱いには細心の注意が必要となります。落とすなんて論外。指先がピンセットくらい細ければ… なんてことを、こういった繊細な品物を扱う時にはいつも考えてしまいます。
　まあでも、ジョニー・デップが主演の『シザー・ハンズ』みたいに、指が指でなくなると、日常生活に様々な困難が生まれるのでしょうね。愛する人を傷つけてしまうかもしれないし、包丁を握りしめてかぼちゃをぶった切るなんてことも、きっとできませんもんね。
　ミニカーの取り扱いに秀でるか、美味しいかぼちゃの煮物を食べるか… 悩むところです。

　余談はさておき、目立った破損などはなく、極めて良好な状態のお品物でした。お売りいただき、誠にありがとうございました。