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トナー社 「タイニーベッツィー・マッコール」

(投稿日:2016年10月16日)

トナー社 「タイニーベッツィー・マッコール」

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ジャンルドール
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買取スタッフの
ヒトコト

 宅配買取にて、トナー社のドール「タイニーベッツィー・マッコール」3点をお譲り頂きました。左からピッキング・ポージー(ネイビー)、キャンディ・パレード(ピンク)、ピクニック・サプライズ(レッド)となります。

 タイニーベッツィー・マッコールは、1951年にアメリカの雑誌『マッコールズ・マガジン』の付録として誕生しました。
 雑誌の付録ということもあって、当初は今のようにしっかりとしたドールではなく、紙で簡易的な着せ替え人形だったそうです。
 『マッコールズ・マガジン』は、1873年にアメリカで創刊された歴史ある雑誌で(当時の名称は『クイーン』)、アメリカの七大女性誌(セブン・シスターズ)のひとつに数えられます。幅広い読者を獲得していた『マッコールズ・マガジン』ですが、1949年頃に一次的に発行部数が減少し、その対策として「女性向け」の路線を「家族向け」に広げました。タイニーベッツィー・マッコールの誕生は、ちょうどその頃になります(のちに再び「女性向け」に舵を切り直します)。
 ちなみに、『マッコールズ・マガジン』にはスコット・フィッツジェラルドやジョン・スタインベックなどの小説も掲載していたようです。

 1959年にバービー人形が発売されて以降、ベッツィーの影は薄くなってしまうのですが(それでもなお、雑誌とは別の数社から発売はされていたようです)、2001年にタナ―ドール社がベッツィーを復刻させました。今回買取をさせていただいた三点は、すべてその復刻版となります。
 日本国内では、歴代のベッツィーだけを取り扱うドール専門店や、ブログを作成しているコレクターなどもおり、ドール界において決して華々しい名声を獲得しているわけではありませんが、限られた人々のあいだではその人気が揺らぐことはないようです。
 当店でも過去に何度かトナードール社の復刻版を入荷させて頂いたのですが、再販すればいつもすぐに売れてしまいます。

 今般の3点はどれも状態は比較的良好で、次にお買い求めになる方にとっても嬉しいお品物になるかと思われます。

 しかし、こうやって3体のベッツィーを並べてみると、何かのアイドルグループのように見えなくもないですね。


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