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エファンビー社 コンポジションドール パッツィ&スキッピー

エファンビー社 コンポジションドール パッツィ&スキッピー

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ジャンルドール
ブランド エファンビー社
シリーズコンポジションドール
品名パッツィ&スキッピー
型番-
買取日付2016年10月04日

買取スタッフの
ヒトコト

古いお品物です。
常連のお客さまよりエファンビー社のコンポジションドール、パッツィ(女の子)とスキッピー(男の子)をお売り頂きました。
まだ特定はできておりませんが、いずれも1930年前後の製造と思われます。
オールコンポジションで両手足と頭はすべてジョイント。残念ながら、パッツィの方にはコンポジション特有の塗装剥がれが多く見られる上に、双方とも衣装はオリジナルではありませんが、古いお品物ですのである程度は仕方がないものと思われます。

エファンビー社は、1912年にアメリカで創業された老舗ドールメーカーで、当時としては革新的なコンポジション素材によるドールによって大きな発展を遂げたようです。
コンポジションとは、おがくずと粘土の混合物を型抜きして作られたもので、それまで主流だったビスクドール(磁器製)に比べて、破損の可能性が低く、軽いというメリットがあります。
ところが、前述したように長い時間が経つと表面の塗装が剥がれてしまうことが多く、きれいな状態で現存しているものは極めて希少となります。
時代背景を考えれば、第一次世界大戦下の大戦景気から20年代の「狂騒の時代」にかけて、磁器よりも粗末なコンポジションでドールを製造するというのは、ちょっと当時のアメリカっぽくないような気もしますね。ジャズ・エイジ世代の人々が好みそうなとんでもなく華美なドールが製造されていても良かったように思うのですが・・・(1929年以降の創業であれば、すんなりと納得できます)。
詳しく調べてはいないのですが、もしかすると、エファンビー社の創業者はとても堅実な人だったのかもしれません。

さて、この度買い取りをさせて頂いた二つについて言えば、スキッピーの方は長い時間の経過を考慮すると、比較的その状態は良い方ではないかと思われます。
戦前の、それも米国メーカーのものとなりますので、なかなか一般のご家庭に眠っているということもないかとは思いますが、万が一お持ちの方がいらっしゃれば当店にご相談頂ければと存じます。


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